「光が死んだ夏」というマンガが面白いの!
ちょっと前から気になってて最近になって読める機会ができたから読んでみたけど
続きが気になる~
派手な怖さはないけど得体の知れないゾクゾクとした怖さがあって、怖いもの見たさでつい読み進めてしまう
7月からはテレビアニメもスタートするので、文字を読むのはちょっと...って方はアニメでチェックしてみてくださいね
あらすじ
山間部のとある村で育った幼馴染のよしきと光
ある日、光が山で1週間行方不明になって無事に帰って来るのですが、それは光の姿をしたナニカに代わっていました
光はもういないと分かっていながらも、光に特別な想いを抱いていたよしきはニセモノでもそばにいて欲しいと普通の生活を送ろうとします
しかし、光が山から帰ってから村では少しずつ奇妙な出来事が起こり始めます
光に成り代わったモノの正体は何なのか...
光とよしきはどうなってしまうのか...
続きが気になり夢中で読み進めてしまうマンガです
みどころ
①不気味な怖さ
冒頭から「シャワシャワシャワ」「ゲコゲコゲコ」といった音がページいっぱいに表現してあってすごく不気味なんです
絵の陰影も物々しくて暗い感じで何か起こるんじゃないかと読む人を引き込んでいく
祟りやら呪いやら現実にはないんだろうけど、実は日常の中に潜んでいるかもしれないと思ってしまうような怖さがある
ホラーが苦手だけど怖い物見たさでつい見てしまう私には
日中、もしくは家族がまだ起きている時間帯の夜に読むのが一番いいかな
個人的にはみんなが寝静まった後一人で読むのは怖いかな
読めなくはないけど色々想像して辺りを気にしてしまう
②光が人ではないと気付いている人達
光の家族を含めて大抵は光が違うモノになっていることには気付いていません
そんな中、人の形はしてるけど何か違うと気付いている人が何人か登場します
時折見せる光の危険な表情
よしきに光じゃないとバレた時の「誰にも言わんといて...お前を殺したくない」という言葉
よしきの事は好きだから殺さないけど、他の人は?
他の人が光じゃない事を知ってると光にバレたら消されてしまうんじゃないかとハラハラドキドキ
③村の謎
まず、よしきと光が住んでいる村の名前“クビタチ”という村なんですが
もう名前がイヤ!怖い!
クビタチ...首...断ち?
名前だけでも不気味なのに、昔村では村人が大量死していたり
「ノウヌキ様」という神様?を信仰していたり
村に伝わる儀式があったり...
村で何が起こったのか
何が行われていたのか
気になるポイントです
最後に
光の危険な一面を知りながらも拒絶することのできないよしき
二人は...そして村はこれからどうなってしまうのか
「光が死んだ夏」はただただ怖いだけのマンガじゃなく
得体の知れない恐怖がありながらも、光に成り代わったナニカと交流する中で生まれた二人の絆や葛藤を描いた怖いけど、どこか切ないマンガです
読み進めるたびに続きが気になること間違いなし
とてもおススメです!
コメント